2夜連続しての珍客たち(アブラゼミ・チッチゼミ)

熱い晩が続いています。2日続けてセミが入ってきました。

最初は『アブラゼミ』です。ベランダに干した洗濯物を取り入れたとき大きな羽音がして

私の脛にぶつかってきた虫。驚いて危なく転倒しそうになりましたが、セミと分かって一安心。

足元にうずくまっていたのは、『アブラゼミ』。捕まえてベランダに返してやりました。

次の晩(昨夜)も同様にベランダに出た隙に入ってきたのは『チッチゼミ』少し小型の羽が透き通っている

セミです。入ってきてすぐに天井にしがみ付いていましたが、アブラゼミに比べてだいぶ小さな羽音を

残して飛び立ったと思ったらキッチンのどこか物陰に入ってしまいました。

就寝中に一度羽音を聞いたのですが、お昼の段階ではまだ行方不明です。

セミの中には『素数ゼミ』なるものが存在するそうです。

13、17という(素数)の間隔(年)で大発生することがあるセミだそうです。

彼らは卵から羽化するまで13年あるいは17年という間地中で暮らします。

すごいのは『年数をカウントしている』ことです。仮に一斉に産卵しても

バラバラに羽化して成虫になっては種の保存するチャンスが少ないので、

13年或いは17年に一斉に羽化すると集団見合いが可能です。

この様にして絶滅の危機から逃れているのですね。セミが年数をカウントする

(覚えている)仕組みには諸説あるそうです。

ちなみにヨーロッパでは、セミは幸運を運んでくるシンボルと言われているそうです。

2夜連続してきてくれた『幸運ゼミ』。すこしいい気分です。(k)

 

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